2023年1月8日(日)から放送開始する大河 ドラマ「どうする家康」
松本潤さん主演の作品で、放送前から大きな注目を集めています。
そんな話題のドラマ「どうする家康」について、
- 原作や本(小説)は存在するのか
- 家康の生涯〜幼少期から江戸幕府成立まで〜
- 脚本家が誰なのか
気になる方が多いかと思います。
そこで今回は、2023年1月からスタートする松潤主演の大河ドラマ「どうする家康」の原作について紹介していきます。
また、脚本を担当した古沢良太さんについて、代表作やプロフィールなどもお伝えしていきます。
家康の生涯をわかりやすく説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
『どうする家康』に原作や本(小説)はある?
「どうする家康」に原作はない
\初回15分拡大版/
2023年1月8日(日)放送開始!🔴総合 午後8時
🟣BS4K/BSプレミアム 午後6時-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
ひとりの弱き少年が
乱世を終わらせた奇跡と希望の物語
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-#徳川家康 #松本潤 #日曜8時 #見ないでどうする! pic.twitter.com/QLeWAbSCwh— 2023年 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) December 27, 2022
2023年1月8日(日)から放送スタートするNHKの大河ドラマ
『どうする家康』
毎週の放送を楽しみにしている人が多いようです。
主演は嵐の松本潤さん。
278年間続く江戸幕府を開いた徳川家康を演じます。
結論から言うと、
「どうする家康」に原作や元ネタは存在しません。
本作は古沢良太さんが脚本を務める、完全オリジナルドラマとなっています。
ちなみに大河ドラマ『どうする家康』に関する本・書籍は
- ガイドブック (インタビューや舞台地紹介・登場人物関係図など)
- ノベライズ本 (大河ドラマを小説化)
- 歴史ハンドブック (作品の時代背景が分かる)
などがあります。
『どうする家康』のストーリーや人物など、作品に関する内容を深く楽しめるので、ぜひ読んでみてくださいね♪
『どうする家康』幼少期〜江戸幕府成立まで
天下を統一し、江戸幕府を開いた歴史上の人物として誰もが知る徳川家康。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」
という名言で知られる人物ですね。
徳川家康の生涯をざっくり・簡単にまとめると以下のようになります↓
- 三河岡崎城で生まれる
- 幼少期は人質として過ごした
- 岡崎へ帰還→織田信長との同盟
- 武田信玄にボロ負け (脱糞しながら敗走?)
- 豊臣秀吉と対立→秀吉に臣従
- 天下統一・江戸幕府の成立
①三河岡崎城で生まれる
徳川家康は、三河岡崎城にて生まれました。
現在の愛知県岡崎市ですね。
幼名は竹千代 (たけちよ)
竹千代は「松平家」という、三河の国衆のような家柄でした。
家康が生まれたのは松平家。そこまで凄い家柄ではなかったようです。
②幼少期は人質として過ごした
6歳の頃、家康は人質として過ごしていました。
家康のことを人質として捉えていたのは
- 織田信長
- 今川義元
の2人です。
えっ! 1人だけじゃないの!?
そうなんです。ただ、今川義元の領地では大切に育てられたようです。
「家康の父・松平広忠」は、「信長の父・織田信秀」と対立しており、戦った結果、敗戦します。
それにより、家康は当時14歳の織田信長の人質として囚われてしまいます。
家康が8歳の頃、父・松平広忠が亡くなります。
そんな中、信長の人質として囚われていた家康を保護する為に立ち上がったのが、今川義元でした。
当時は駿河で力を持っていた今川義元が、人質だった家康を保護する為に織田軍へ戦を仕掛けます。
結果、今川軍は織田軍に見事勝利。
家康(当時の竹千代)は「織田家⇨今川家」へと身を移すことになったのです。
今川義元の人質と言われていますが、周りに家臣がいたので、楽しく過ごせていたそうです。
③岡崎へ帰還→織田信長との同盟
1560年、家康が19歳の頃、大きな戦が起きました。
それが皆さんご存知の「桶狭間の戦い」です。
桶狭間の戦いと言えば、織田信長が今川義元を討ち取った戦ですね。
家康も今川軍として戦に参加していましたが、織田信長が今川義元へ奇襲をかけたことにより、今川義元は亡くなってしまいました。
桶狭間でお世話になっていた今川義元を失った家康は
と言って、自分のお城がある岡崎城へと帰還するのでした。
今川義元の息子・今川氏真から戻るよう言われますが、これを拒否。
(今川):「おい!こっちへ戻ってこい!俺が当主なんだから言うことを聞け!」
(家康):「いや、息子のお前にはお世話になってないから関係ない。岡崎に帰るわ」
おそらく、こんな感じのやり取りでしょう。
これに今川氏真は怒り、家康にも戦を仕掛けるようになります。
今川氏真から恨みを買った家康は、過去に人質として囚われていた信長と手を組むことを選びました。
信長を味方に付けた家康。今川と対立する意思表示とも言えますね。
後に今川家は、武田信玄や家康との対立を経て滅亡しました。
あくまでお世話になったのは今川義元。息子には何の恩恵も感じてなかったようです。
④武田信玄にボロ負け (脱糞しながら敗走?)
信長の下に就くことになった家康は
- 「三河一向一揆」という反乱を起こされる。
- 松平→徳川へ改名。
- 「家康の息子」と「信長の娘」が結婚。
など、さまざまな過程を経ます(詳しくは割愛)
そんな徳川家康が31歳の頃、「三方原の戦い」で武田信玄の猛攻を受けた家康はボロ負けするのでした。
あまりにも強すぎた武田信玄に、家康が脱糞しながら敗走したという話もあるようです。
ちなみに、この戦が起こった理由は「徳川家康が上杉謙信と同盟を結んだ」ことによるものです。
上杉謙信は武田信玄のライバル。
『上杉なんかと仲良くするな!』と怒って徳川家康をボコボコにしたんですね。
⑤豊臣秀吉と対立→秀吉に臣従
家康が頭を下げていた信長が『本能寺の変』により、命を落とします。
徳川家康が43歳の時、信長の後継者と言われていた羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と対立する『小牧・長久手の戦い』が起きます。
しかし、味方が急に降伏したことにより敗戦。
家康の周りにいた重臣なども秀吉に寝返るなど、裏切り者が次々と発生しました。
そういった影響もあり、家康が45歳の頃、秀吉へ臣従することになります。
信長から解放されたと思いきや、次は秀吉の下に就くことに。家康はなかなか独立を果たせなかったんだね。
⑥天下統一・江戸幕府の成立
1598年、臣従していた豊臣秀吉が亡くなります。
秀吉の後を引き継いで勢力を伸ばしていた徳川家康に
と意義を唱えたのが、豊臣家の重臣・石田三成でした。
1600年に行われた石田三成との大戦「関ヶ原の戦い」は、見事 徳川家康に軍配があがり、天下統一を果たします。
1603年、家康が61歳の時に征夷大将軍となり、278年間続く江戸幕府を開いたのでした。
およそ60歳にしてやっと天下統一を果たした家康。
人質になったりボロ負けしたり。大変な道のりだったんだね…
『どうする家康』脚本家・古沢良太って誰?
今回、大河ドラマ「どうする家康」の脚本を担当するのが、古沢良太さん。
古沢良太さんは、神奈川県厚木市出身の脚本家です。
2005年には、誰もが知る名作「ALWAYS 三丁目の夕日」の脚本を手掛け、
第29回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞を受賞した凄い方なんです。
「ALWAYS 三丁目の夕日」と言えば、吉岡秀隆さんが主演を担当し、昭和の下町を題材として描く名作映画でしたよね。
ALWAYSに限らず、古沢さんはこれまでに多くの賞を受賞しています。
古沢さんの主な受賞歴がこちら↓
- 第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞
- 第29回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞
- 第27回向田邦子賞
- 第58回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
- 日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門 優秀賞
- ギャラクシー賞 6月度月間賞
- 日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門 最優秀賞
- 第31回日本アカデミー賞 優秀脚本賞
- 第35回日本アカデミー賞 優秀脚本賞
- ギャラクシー賞 6月度月間賞
- 第73回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
- 第79回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
- 第84回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
- 第24回橋田賞 橋田賞
- 第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞
そんな古沢さん。元々は漫画家志望であり、1992年には集英社の漫画新人賞・手塚賞に応募し、準入選になった経験もある方です。
漫画の世界から脚本へと移ったきっかけは、皆さんご存知の手塚治虫さんです。
手塚治虫さんが言った
「漫画だけじゃなく映画も観なさい」
という言葉の影響を受け、名作映画を数々観て学んでいるうちに脚本に興味を持つようになったそうです。
『どうする家康』脚本家・古沢良太の代表作が名作ばかりでヤバい!
「ALWAYS 三丁目の夕日」の脚本で有名の古沢良太さんですが、他にも数々の有名作品を手がけています。
古沢さんが脚本を担当した主な代表作品は以下の通りです↓
- アシ!
- ALWAYS 三丁目の夕日
- ゴンゾウ 伝説の刑事
- 60歳のラブレター
- 探偵はBARにいる
- 少年H
- 寄生獣
- コンフィデンスマンJP
- デート〜恋とはどんなものかしら〜
- リーガル・ハイ
- 相棒シリーズ (一部)
- レジェンド&バタフライ
上記はあくまで古沢さんが脚本を務めた一部の作品です。
2014年に公開された染谷将太さん主演の映画『寄生獣』の脚本を担当したのも古沢さんです。
この映画は
- 前編:20.2億円
- 完結編:15.0億円
という興行収入を達成するほど話題の作品となりました。
また、古沢さんは『コンフィデンスマンJP』シリーズの脚本も手掛けていました。
映画作品については
- ロマンス編:29.7億円
- プリンセス編:38.4億円
- 英雄編:28.5億円
という興行収入を達成しています。
これだけを見ても、古沢さんの作る脚本がどれだけ面白いか分かっていただけたかと思います。
他にも多くの脚本を手がけてきた古沢さん。
そんな方が大河ドラマ「どうする家康」の脚本を担当するので、どんな展開が待っているのか楽しみですね!
松本潤さんの演技にも注目です♪
『どうする家康』脚本家・古沢良太のプロフィール
- 名前:古沢 良太 (こさわ りょうた)
- 生年月日:1973年8月6日(2022年時点 49歳)
- 出身:神奈川県厚木市
- 大学:東海大学文学部日本文学科 卒業
『どうする家康』あらすじ
武士が激しい領土争いを繰り広げていた戦国時代。
尊敬する今川義元(野村萬斎)の下で人質ながらも楽しい生活を送っていた松平元康、後の徳川家康(松本潤)は、心優しい姫・瀬名(有村架純)と恋に落ち、このまま幸せな日々が続くものと信じていた。
しかしある日、織田信長(岡田准一)が領地に攻め込み、元康は重要な任務を任される。
『どうする家康』原作ネタバレを分かりやすく紹介!脚本家の古沢良太って誰?まとめ
『どうする家康』には、原作や元ネタとなった小説はありませんでした。
また、本作の脚本家は「ALWAYS 三丁目の夕日」などを手掛けた凄い方でした。
これまで視聴者の心を動かす作品を数多く世に出してきた古沢さん。
そして、松本潤さんが脚本のストーリーをどのように表現するのか楽しみです。
2023年1月8日(日)から放送スタートなので、興味のある方は必ずチェックしておきましょう!
古沢さんが手がける木村拓哉さん主演の映画「レジェンド&バタフライ」についての記事はこちら↓
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