2024年3月13日(水)に放送された『世界の何だコレミステリー』では、戦後最大の殺人事件である、西口彰事件について特集されました。
凶悪犯・西口彰(にしぐち あきら)が、弁護士を装って熊本の家へ乗り込んだ恐ろしい事件です。
逮捕のきっかけは、当時10歳だった少女・るり子さん。
今回は、「何だこれミステリー」で放送された西口彰事件について
- 事件の概要
- 事件の始まり〜結末までを簡潔に
- 凶悪犯・西口彰の判決
といった内容でまとめていきます。
目次
『何だコレミステリー』西口彰事件の概要
「世界の何だコレミステリー」で特集された
『西口彰事件』
1963年10月から1964年1月にかけて発生した連続殺人事件です。
当時全国指名手配犯であった凶悪犯・西口彰は、弁護士を装って熊本の家に上がり込みました。恐ろしい・・・
【概要】
- 1963年10月から1964年1月にかけて発生した連続殺人事件
- 犯人:西口彰(当時37歳)
- 被害者:5人
- 手口:詐欺や強盗などを働きながら、被害者を殺害
- 1963年10月:福岡県で2人を殺害
- 1963年11月:静岡県で2人を殺害
- 1963年12月:東京都で1人を殺害
『何だコレミステリー』西口彰事件の結末はどうなる?
西口彰は、1964年1月3日 午前9時22分に逮捕されました。
事件の始まり〜結末までを簡潔にまとめると
- 神父である夢を諦め、自暴自棄になっていた西口彰。
- 強盗や窃盗・殺人まで犯し、西口彰は全国指名手配へ。
- 逃走資金を確保するべく、西口彰は熊本へ向かう。
- 弁護士を装い、古川泰龍さんの自宅へ訪問。古川泰龍さんは西口彰を信用してしまう。
- 当時10歳だった少女・るり子さんは指名手配犯の顔写真を覚えており、すぐに凶悪犯だと気づく。
- るり子さんは父親である泰龍さんに訴えかけ、泰龍さんは1晩泊めて捕まえる計画に。
- 翌日の朝、待ち構えた警察に確保され、西口彰は逮捕。
となります。
10歳の少女によって逮捕へと繋がった戦後最大の凶悪事件。
警察庁長官は「警察12万人の目は、1人の少女の目にかなわなかった」というコメントを発表しています。
『何だコレミステリー』西口彰事件の判決は?
判決の末、西口彰は死刑判決を受けました。
死刑執行が行われたのは、1970年12月11日。
享年44歳でした。
なお、古川泰龍さんは西口彰の逮捕後…
- 大黒柱を失った西口彰家の学費を負担
- 獄中にいた西口彰へ直筆の手紙でやり取り
など、自身の家族を恐怖へ陥れた西口彰にも心配りをしたそうです。
なんという慈愛・・・
西口彰事件について分かりやすく解説している動画もありますので、詳しく知りたい方はぜひ観てみて下さい↓
『何だコレミステリー』西口彰事件の結末はどうなる?犯人の判決は?まとめ
今回は、戦後最大の凶悪事件・西口彰事件について記事をまとめました。
泰龍さんと同じ状況になった事を想像すると、身も凍る感覚になりますよね。。。
また、この西口彰事件を題材にした映画もあるようです。
#復讐するは我にあり
昭和38年。5人を殺害し78日間に渡り全国を逃走した男(西口彰事件)を描いた作品。
無茶苦茶良かった。こんなに軽くて力強い邦画初めて観た。
緒形拳と三國連太郎の父子。マジ魅入るよ。倍賞美津子と小川眞由美はしたたかで色気半端ない。濡れ場が本当に最高でした。観て良かった‼️ pic.twitter.com/29hgmWwiFY— coco_movie (@coco_movie) August 26, 2019
タイトルは『復讐するは我にあり』
DVDも販売されているので、興味のある方はぜひ。
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