大泉洋さん主演のドラマ『ディア・ファミリー』は、愛知県春日井市にある町工場がモデルになっています。
その会社の社長であり父親の筒井宣政さんは、プラスチックの加工技術を生かして人工的な心臓を作る為に奮闘します。
今回は、映画のモデルになった工場の場所がどこにあるのか。また、当時社長だった筒井(坪井)宣政さんは現在どのような活動をしているのか。
記事にまとめていきます。
目次
『ディアファミリー』町工場(会社)の場所はどこ?
6月14日(金)に公開される映画『ディアファミリー』
娘が生き延びるように、大泉洋さん演じる父親は人工的な心臓を作ることを決意しました。
このエピソードは実話であり、父親が経営していた町工場の会社も実在します。
そしてこの会社は、現在でも日本を支える企業として存在しているのです。
工場の名前は「東海メディカルプロダクツ」
この父親が経営していた町工場の会社は、愛知県春日井市に本社を置く
『東海メディカルプロダクツ』です。
父親が当時社長を務めていた町工場はプラスチック加工会社であり、この技術を生かして人工的な心臓が出来ないか試行錯誤していました。
本社の詳細がこちら↓
- 住所:〒486-0808 愛知県春日井市田楽町 更屋敷1485
- TEL:0568-81-7954
- 公式HP:https://www.tokaimedpro.co.jp/
現在の事業内容は「医療機器の開発」
プラスチックの加工技術を生かして、前人未到の人工的な心臓の開発を進めた「東海メディカルプロダクツ」
8年の歳月を費やし、動物実験までこぎつけることができましたが、実用化には数十億円もの資金が必要だと知り、断念せざるを得なくなりました。
しかし、”努力を尽くして命を救いたい”という想いは現在でも受け継がれており、2024年時点では医療機器の研究開発を行なっています。
東海メディカルプロダクツは、医療機器の分野で活動する研究開発型企業です。「一人でも多くの生命を救いたい」を理念とし、患者様の視点で医療現場の声を研究開発に反映させてきました。医療機器の開発に終わりはありません。
これからも医療機関からのニーズに即応した、安全で安心なカテーテルを開発し続けてまいります。
『ディアファミリー』父親(社長)の現在は?
大泉洋さんが演じている町工場の社長は坪井宣政という名前ですが、実際の人物名は異なります。
モデルとなった町工場の社長の実名は、筒井宣政さんという方です。
現在は東海メディカルプロダクツの会長を務めており、様々なメディアから取材を受けています。
#愛知先行上映 #プレミア試写会
#東海メディカルプロダクツ
#坪井宣政 会長
映画のモデルになった方です(演じたのは大泉洋さん)
ご夫妻本当に素晴らしい方✨一度観たけど🎥お逢いした後の 2度目鑑賞は倍泣けました
『 ディア・ファミリー 』 6.14公開#ディアファミリー #トークショー pic.twitter.com/P3x5VMOaHL
— 堤 里砂 (@22PWFQhrQepN8Y6) April 6, 2024
また、ご自身の経験を多くの方に知ってもらう為、各地で講演会も開いています。
東海メディカルプロダクツや筒井さんに関する動画は、YouTubeでも発信されています↓
『ディアファミリー』あらすじ
生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美は [余命10年]を突き付けられてしまう。
「20歳になるまで生きられないだと…」日本中どこの医療機関へ行っても変わることのない現実。
そんな絶望の最中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が作ってやる」と立ち上がる。
医療の知識も経験も何もない宣政の破天荒で切実な思いつき。娘の心臓に残された時間はたった10年。
何もしなければ、死を待つだけの10年。坪井家は佳美の未来を変えるために立ち上がる。
『ディアファミリー』町工場(会社)の場所はどこ?父親(社長)の現在は?まとめ
今回は、映画『ディアファミリー』のモデルになった町工場と、当時社長を務めていた父親の現在について記事をまとめました。
今後も「一人でも多くの生命を救いたい」という想いを受け継ぎ、世界中の人々を救っていって欲しいですね。
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